訪問看護師の日常
投稿:2017.08.03 更新:2021.02.24
訪問看護師の日報より『語り口調をきっかけに。』
先日、ケアプロの訪問看護師の日報に、こんなエピソードがありました。
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終末期の利用者さんとの関わりで「語り口調が落語家みたいで、話を聞いててとても楽しいです」とお伝えすると、昔落語家になりたかったという話をしてくださり、その流れで落語が2本立てで始まりました。「三方一両損」と「耳なし芳一」という話をしてくださいました。臥床状態ではありますが、手を使いながらとても楽しそうに落語を語る姿は本物の落語家のようでした。
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利用者さんの語り口調をきっかけに、その人・その人生が垣間見え、それらを踏まえ、暮らしの一場面の携わらせていただくこと。
訪問看護の醍醐味を強く感じられるエピソードでした。