福利厚生・手当
投稿:2026.01.29
「働きたい」想いを叶える、病児保育支援制度
- 「元気なのに、登園できない」もどかしさを、チームの力に変える -
子育てをしながら働くパパ・ママにとって、朝の子供の体調は「祈り」のような時間です。
子供が熱を出した後というのは、親にとっても、そして職場にとっても、非常に難しい判断を迫られるタイミングになります。
保育園には、一般的に「24時間ルール」と呼ばれる規定が存在することをご存知でしょうか?
これは、「解熱後、24時間が経過していないと登園できない」というルールのことです。
昨日は熱があったけれど、今朝はもうすっかり下がっている。子供自身もケロっとしていて、家の中で遊び回る元気がある。
「これなら保育園に行けるかも?」
そう思っても、この「24時間ルール」の壁に阻まれ、登園許可が下りないケースが多々あります。
子供は元気なのに、預け先がないから出勤できない。
この「もどかしさ」は、働くスタッフにとって大きなストレスであり、罪悪感の原因にもなっていました。
今回は、そんな現場の声から生まれた、ケアプロ在宅医療の「病児保育支援制度」についてお話しします。
1.「預け先さえあれば働けるのに」という切実な声
熱が下がったばかりのお子さんを自宅で看病する場合、当然ながら親御さんは仕事を休まなければなりません。
しかし、スタッフからはこんな声が聞かれていました。
「子供はもう元気で、家ではYouTubeを見て踊っているくらいなんです」
「自分も元気だし、訪問の予定も入っている。預け先さえあれば出勤して、自分の仕事を全うしたいのに……」
もちろん、子供がぐったりしている時はそばにいてあげたいというのが親心です。
しかし、回復期にあり、ただ「待機期間」として休まなければならない時は、「働きたいのに働けない」というジレンマが生まれます。
この時、頼りになるのが「病児保育(びょうじほいく)」というサービスです。
病児保育とは、病気の回復期にある子供を、看護師や保育士がいる専用の施設で一時的に預かってくれるサービスのことです。これを利用すれば、親御さんは安心して仕事に向かうことができます。
しかし、ここには「費用」というハードルがありました。
通常の保育園とは別に利用料がかかるため、「一日働いても、保育料で相殺されてしまうなら休んだ方がいいか……」と利用を躊躇してしまう現実があったのです。
2.「働きたい」を応援するための費用補助
スタッフが抱える「働きたい」というポジティブな意欲を、費用の問題でしぼませてしまいたくない。
そんな想いから、私たちは病児保育を利用して出勤する場合、その利用料の一部を会社が負担する制度を設けました。
これは単なる金銭的な補助ではありません。
「子供の体調不良は仕方がないこと。でも、もしあなたが『働きたい』と思って工夫をしてくれるなら、会社はそれを全力でバックアップしますよ」
という、会社からのメッセージでもあります。
この制度があることで、「今日どうしても外せない訪問がある」「チームに迷惑をかけたくない」という責任感の強いスタッフが、経済的な負担を気にせず、プロフェッショナルとして仕事に向き合える選択肢を持つことができるようになりました。
3.スタッフ全員にとっての「Win-Win」をつくる
この制度の素晴らしいところは、利用する本人だけでなく、一緒に働くチームメンバーにとっても大きなメリットがある点です。
訪問看護の仕事は、誰かが急に休むと、その分の訪問スケジュールを他のスタッフが分担してカバーしなければなりません。
「お互い様」の精神で助け合ってはいますが、急なスケジュール変更や訪問件数の増加は、やはり現場のスタッフにとって負担になります。
もし、病児保育を利用して本人が出勤できればどうなるでしょうか。
まず、他のスタッフが急遽代わりに訪問する必要がなくなります。業務の負荷が増えることなく、それぞれが予定通りのスケジュールで動くことができるため、精神的にも体力的にも余裕が生まれます。
そして本人にとっても、自身の有給休暇を消化せずに済みます。本当に体調が悪い時や、家族旅行のために有休を残しておくことができるのです。
「出勤できてよかった!」と本人が思え、「来てくれて助かった!」と周りも思える。
まさに、双方にとってWin-Winの関係を築くことができる仕組みなのです。
4.「公平性」とは、全員に同じものを配ることではない
企業には、様々な背景を持つスタッフが働いています。
子育て中の人もいれば、介護中の人、独身の人、それぞれの事情があります。
「病児保育の補助なんて、子育て中の人だけズルい」
そう感じる方も、世の中にはいるかもしれません。
しかし、私たちは「公平(Fairness)」と「平等(Equality)」は違うと考えています。
全員に一律同じものを配るのが「平等」ですが、それぞれの課題に合わせて、全員が同じようにパフォーマンスを発揮できるように支援するのが「公平」です。
子育て中のスタッフがこの制度を使って出勤してくれることは、結果として独身のスタッフや子育てを終えたスタッフの業務負担を減らし、働きやすさを守ることにつながります。
誰か一人のための優遇措置ではなく、チーム全体が円滑に回り、みんなが気持ちよく働けるための「インフラ」として、この制度を設計しました。
5.誰もが輝ける、持続可能なチームへ
ケアプロ在宅医療が目指すのは、特定の誰かが犠牲になる職場ではなく、知恵と工夫と助け合いで、全員が輝ける職場です。
「子供が熱を出した」
その事実は変えられませんが、その後の選択肢は変えることができます。
諦めて休むか、制度を使って胸を張って出勤するか。
その選択肢の幅が、スタッフの「私らしく働く」に直結すると私たちは信じています。
これからも、現場のリアルな声に耳を傾け、一つひとつの課題に対して「どうすれば解決できるか?」「どうすればみんなが幸せになれるか?」を考え、制度として形にしていきます。
こんな私たちと一緒に、互いを尊重し合いながら働いてみませんか?
あなたの「働きたい」という想いを、私たちは決して無駄にはしません。
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