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「創造」「共育」「共感」

組織づくりに込めた想い

投稿:2025.11.27

「創造」「共育」「共感」

-私たちがミッションに込めた3つの価値観-

 

多くの企業が、「行動指針」や「バリュー(価値観)」を掲げています。
しかし、それが日々の業務の中でどれだけ「生きている」でしょうか。

私たちケアプロ在宅医療にも、大切にしている3つの価値観(バリュー)があります。
それが「創造」「共育」「共感」です。

これらは、私たちが掲げるミッション「在宅医療の課題を解決し、“私らしく いきたい”を支える社会を創造する」を体現するために、決して欠かすことのできない、組織の「フィロソフィー(哲学)」そのものです。

今回は、この3つの言葉に私たちが込めた、具体的な想いを紹介させてください。

 

1.創造 (Creation):未来を「プロデュース」する、変化を恐れない意志

私たちの1つ目のバリューは「創造」です。
この言葉には、「これまでにないものを生み出す」「プロデュースする」という意味を込めています。

「ケアプロ」という言葉は、「革新的なヘルスケアをプロデュースする」という言葉に由来しています。
今、私たちが向き合っている在宅医療の現場は、超高齢社会の中で様々な課題が山積しています。課題を「仕方ない」と放置したり、あるいは他社と同じ「右習え」の取り組みを続けているだけでは、ご利用者様やご家族の「“私らしく いきたい”」という切実な願いを支え続けることはできません。

だからこそ私たちは、目の前にある課題をそのままにせず、常に「正しい姿」「あるべき姿」は何かを問い続けます。そして、その実現のためなら、既存のやり方を変えることを恐れません。

社会課題に対して、革新的な事業や仕組みを生み出していく。「創造」という言葉には、現状維持を良しとせず、変化を恐れずに未来を切り拓いていくという、私たちの組織としての強い決意が込められているのです。

 

2.共育 (Co-education):「共に育む」文化

2つ目のバリューは「共育」です。

私たちは、一般的に使われる「教育(教え育む)」という漢字をあえて使わず、「共に育む」と書く「共育」という言葉を用いています。

なぜなら、従来の「教育」という言葉には、どうしても「教える側」と「教えられる側」という上下の関係性や、一方向的なコミュニケーションのニュアンスが生まれがちだからです。
ケアプロ在宅医療では、どのような場であっても、どのような立場であっても、お互いを尊重し、フラットに学び合う姿勢を大切にしています。

経験豊富なスタッフは自らの知見を共有し、新しいスタッフは新鮮な視点や疑問を投げかける。その双方向のやり取りの中で「共に学び、共に育つ」— これが私たちの考える「共育」の精神です。

私たちは、このような「共育」の文化こそが、スタッフ一人ひとりの「主体性」を引き出し、誰もが安心して自分の意見を発信できる「心理的安全性の保たれた組織」を実現する土台となると固く信じています。

 

3.共感 (Empathy):「違い」を前提とし、「私らしさ」を受容する心

そして、3つ目のバリューが「共感」です。

これは、私たちのミッションである「“私らしく いきたい”を支える」という言葉と、最も深く結びついている価値観かもしれません。

「私らしく」いきたいという願いは、人の数だけ存在します。
それは、お互いの価値観が「違っている」ことが大前提だからです。

もし、私たちが自分の考える「正しさ」や「普通」を相手に押し付け合ってしまえば、そこには「あなたの“私らしさ”」が存在する余地はなくなってしまいます。
だからこそ、私たちが目指す「共感」とは、相手の価値観、すなわち「あなたらそさ」を「尊重する」、「受容する」という意味を込めています。
お互いの「あなたらしさ」を真に受容し合えるプロセスの中にこそ、すべての人が「“私らしく いきたい”」を叶えられる社会が実現すると、私たちは考えています。

この「共感」のスタンスは、ご利用者様へのケアの場面で発揮されるだけではありません。

先に述べた「共育」の場面においても、スタッフ同士がお互いの価値観や考え方の違いを受け入れ、受容する「共感」の姿勢を持つこと。それこそが、私たちの組織文化の根幹となっているのです。

 

4.ミッションを体現するための3つのバリュー

「創造」「共育」「共感」。

これら3つのバリューは、バラバラに存在しているわけではありません。

相手の価値観を深く「共感」し、受容する土壌があるからこそ、立場に関わらずフラットに学び合う「共育」の文化が生まれます。
そして、「共育」によって育まれた主体性と心理的安全性を原動力として、スタッフ一人ひとりが変化を恐れず、未来を「創造」する挑戦を続けることができるのです。

この3つの価値観は、私たちケアプロ在宅医療が「“私らしく いきたい”を支える社会を創造する」というミッションを本気で体現するための行動指針そのものです。

私たちはこれからも、このバリューに忠実に、歩み続けてまいります。

 

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