ケアプロスタッフの紹介
投稿:2022.03.30
在宅医療の現場~新卒訪問看護師~
ケアプロ訪問看護ステーション東京では、新卒の訪問看護師を採用しています。
“学校を出てすぐに訪問看護の道へ?”そんな疑問を抱く方も少なくないと、感じています。
訪問看護師になるために、看護師になった新卒看護師が
ここ、中野ステーションには在職しています。
中野ステーション所属:大久保新吾
訪問ヘルパーとして8年間、訪問介護業務に従事。
その後、看護専門学校に入職
様々な社会人経験を経て、40歳目前にして看護師に。
そんな風に、初めて就業するスタッフを“おとな新卒”という愛称で呼んでいます。
紹介文にもあったように、“おとな新卒”として入職した大久保さんの訪問に同行させていただきました。
同行させていただいた、O様という利用者様。
中野ステーションのスタッフが、毎日訪問させていただいている方です。
ご自宅にお邪魔すると、ヘルパーさんと入れ違いでケアに入らせていただきました。
持参した荷物を定位置に置き、利用者様とヘルパーさんに挨拶をさせていただきます。
ケアを開始する前に、同行した私の事を紹介してくださいました。
「今日は同行に、事務のスタッフが来ています!」
私の立っている此処からでも分かる位に、にっこりとO様は微笑んでくださりました。
事務スタッフが同行させていただいているためか、大久保さんは緊張気味でしたが、
いつもの様子でケアを開始します。
言葉を発しようとされるO様に透明の文字盤をお見せしながら、ジッと視線を集中させ会話をしています。
「え?...こうですかね?」
O様の言葉を読み取ろうと、何度も文字を指しています。
暫くして、大久保さんは思わず吹き出し、O様は大久保さんに向かって「えらい偉ろうなって(えろう)」と。
新卒で入職した大久保さん。
先輩スタッフと同行し、たくさんのケアを習得し。
きっとO様に教えていただきながら、
今では、単独で訪問することになった過程をすべて見てくださっています。
O様からの激励の言葉に、大久保さんと私と照れながらも笑い合う優しい時間でした。
まだ入職して2年目の大久保さんですが、すでに利用者様の信頼を勝ち取っているように感じます。
そして、普段、ステーションの中で見せるの大久保さんの“優しさの根底”は利用者様との関わりの中で、
強みとして活かされていました。
「緊張していて、いつもよりぎこちないかもしれません。」照れながら言う大久保さんに、笑うO様。
その後も、バイタルを測り、吸引を行い、人工呼吸器の作動状況を確認するなど
手際よくケアを行っています。
使用する物にひとつひとつに定位置があり、利用者様の生活空間に大久保さんの関わり自体が馴染んでいるような感じがしました。
お部屋の壁に貼ってある“緊急コール”先の電話番号。
そこには、ご家族やヘルパー事業所の方へ分かり易く「こんな時はどうする?」
といった表現で、緊急時の判断材料になるような表がありました。
その方の生活空間に入らせていただく、訪問看護。
もしかしたら、丁寧なケアの積み重ねでしか築けない、関係があるのかもしれません。
在宅医療の現場を直に見て、新卒で訪問看護師を目指すことは決して容易なことではないと感じました。
ですが、輝く大久保さんを目の当たりにし、
キャリアの選択肢として、訪問看護師を目指す学生が一人でも増えるといいなと考えました。
訪問看護の本当の魅力は、実際に見て・聞いて・感じていただく事が必要です。
訪問看護に興味を持った方。
訪問看護を調べて、この記事を知った方。
在学中の学生の方。
セカンドキャリアをお考えの方。
是非、ケアプロへ気軽に見学に来てください!
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【ケアプロ訪問看護ステーション東京 中野ステーション】
東京都中野区中央4-25-14 中央ハウスA2
【ケアプロ訪問看護ステーション東京 足立ステーション】
東京都足立区島根3-5-8 コーソカラオケ201
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